「バイリンガル育児」と「おうち英語」は、同じじゃない
「おうち英語=子どもをバイリンガルにすること」だと思っていませんか。実はこの2つ、目指すものも、進め方も、かなり違います。沖縄・うるま市石川で「リアルおうち英語」を主宰している東江亜季子です。アメリカ人のパートナーとの間にミックスルーツの娘を育てながら、この違いを日々、身をもって感じています。
今日は、混同されがちな「バイリンガル育児」と「おうち英語」の違いを整理します。そのうえで、多くの家庭にとって現実的なのはどちらか、正直にお話しします。
バイリンガル育児とは
バイリンガル育児は、ざっくり言えば「2つの言語を、どちらも生活言語として使えるように育てる」取り組みです。よくあるのが「一人一言語(親の一方が英語だけで話す)」の方法。目標は高く、家庭内での言語の“量”も相当に必要です。国際結婚の家庭や、海外在住など、環境的な条件がそろっているほど実現しやすいのが特徴です。
おうち英語とは
一方おうち英語は、「暮らしの中に、英語と出会う環境をつくる」取り組み。目標は“完璧なバイリンガル”ではありません。英語を身近で楽しいものにし、耳を育て、将来英語を学ぶときの土台をつくる。親が英語を話せなくても始められるのが、いちばんの違いです。日本語中心の家庭でも、無理なく取り入れられます。
3つの違いを、表のように整理する
ポイントを並べると、こう整理できます。
- ゴール:バイリンガル育児は「2言語を使いこなす」。おうち英語は「英語に親しむ土台をつくる」。
- 親の条件:バイリンガル育児は高い英語環境が前提。おうち英語は英語が苦手でもOK。
- ムード:バイリンガル育児は“言語習得”がテーマ。おうち英語は“暮らしと体験”がテーマ。
わが家が「今は英語を押しつけない」と決めた理由
ミックスルーツの家庭なら、バイリンガルを目指すのが自然に思えるかもしれません。でもわが家は、英語教師の資格を持つパパとも話し合って、「今は英語を押しつけない」を納得解にしています。
理由はシンプルです。幼い子にとって言葉の原点は、自分の気持ちを伝えること。「英語か日本語か」という型を先に押しつけて、言いたいことが言えなくなる感覚だけは、絶対につくりたくないから。言語は手段であって、目的ではない。「何語を話すか」より「何を伝えたいか」を、わが家は大事にしています。もちろん、耳は育てる。だから、おうち英語なのです。
あなたの家庭に合うのは、どちら?
どちらが正解ということはありません。ただ、多くのご家庭にとって、無理なく始められて長く続くのは、おうち英語のほうだと感じています。「うちはどこまで目指したい?」——その問いを一緒に整理するところから、おうち英語は始まります。沖縄・うるま市石川で、未就学児の親御さんを応援しています。
そもそもおうち英語とは何かは、おうち英語って何?スクールとの違いを徹底解説で整理しています。うるま市石川の少人数制クラスは、うるま市石川で子供英会話教室を探すなら?少人数制英語教室を徹底解説へ。
ミックスルーツのわが家の実際の様子は、ミックスルーツの子育てから学んだ英語環境づくりに書いています。
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