「英語が苦手な私が、おうち英語なんてできるの?」
おうち英語に興味を持った親御さんから、いちばん多く聞く言葉です。「発音に自信がない」「学生時代から英語は苦手」「教えられることなんて何もない」——わかります。すごく、わかります。
沖縄・うるま市石川で「リアルおうち英語」を主宰している東江亜季子です。先に結論をお伝えします。おうち英語に、親の英語力はいりません。この記事では、英語が苦手なママが、今日から無理なく始められる手順を、具体的にお話しします。
大前提:おうち英語は「教える」ことではない
多くの人がつまずくのは、最初のイメージのところです。「おうち英語=親が英語を教える」と思うから、「私には無理」になってしまう。でも、これは大きな誤解です。
おうち英語の目的は、英語を教えることではなく、英語に出会う環境をつくること。先生になる必要はありません。必要なのは、お母さんが「英語で煽てる役」になること。「すごい!」「もう一回!」——これが言えれば、もう資格は十分です。
英語が苦手なお母さんのための、はじめ方5ステップ
ステップ1:完璧主義を、いったん手放す
いちばん最初にやることは、教材選びではありません。「ちゃんと発音できないと」「正しく教えないと」という思い込みを下ろすことです。子どもにとっていちばん怖いのは、ママの下手な発音ではなく、ママが「英語=難しい・緊張するもの」という空気をまとってしまうこと。まずは肩の力を抜くところから。
ステップ2:1日5分、「流すだけ」から始める
最初の一歩は、英語の歌やかけ流し音源を、生活のどこか一場面で流すこと。朝の支度中、ごはんの準備中、お風呂の前——「ながら」でいいんです。親が頑張って聞かせる必要はなく、空気のように英語が流れている時間を、1日5分つくる。これだけで「耳を育てる」がスタートします。
ステップ3:絵本を1冊だけ、英語にしてみる
寝る前の絵本タイムは、おうち英語の黄金時間です。いつもの日本語の絵本に、英語の絵本を1冊だけ混ぜる。読めなくても大丈夫。音声つきの絵本や、QRコードで読み上げてくれるものを選べば、ママは隣で一緒に絵を見て「わぁ、ねこさんだ」と言っているだけでいい。それでも、子どもにとっては立派な英語体験です。
ステップ4:「決まり文句」を、1日1個だけ英語にする
毎日必ず使う言葉を、1つだけ英語に置きかえてみましょう。たとえば——
- 「いただきます」のあとに “Yummy!”
- できたときに “Good job!”
- おやすみのときに “Good night, see you tomorrow.”
毎日くり返す言葉だからこそ、自然に定着します。発音は、スマホの翻訳アプリの読み上げを一緒にマネすればOK。ママも一緒に覚えるくらいの気持ちでいきましょう。
ステップ5:子どもが「やめた」と言ったら、やめる
これが、いちばん大事なステップかもしれません。子どもが「もう終わり」と言ったら、その日はすっと終わる。続けさせよう、もう少しと粘りたくなる気持ちの奥には、たいてい親の「期待」が隠れています。
わが家でも、娘が地図シール遊びを「やーめた」と投げ出した日がありました。でも1週間後、自分から「これ読もう?」と地図の本を持ってきたんです。学びは、その場ですぐ形になるとは限らない。時間がたってから、ふっと芽を出す。だからこそ、親に必要なのは「教える力」より「待つ力」だと、私は思っています。
苦手なママだからこそ、伝えられること
英語がペラペラなママより、苦手なママのほうが有利な面すらあります。それは、子どもと同じ目線で「一緒に学ぶ仲間」になれること。「ママもわかんないや、一緒に調べよう」と言えるママの背中は、「できないことに挑戦していい」というメッセージそのものです。
英語力よりも、ずっと大切なものがあります。それは、子どもの「言いたい」「伝えたい」という気持ちを、安心して出せる土台をつくること。その土台の上にしか、本物の言葉も思考も育ちません。
ひとりで頑張らなくて大丈夫
とはいえ、「うちの子と暮らしに、何をどう取り入れればいい?」は、一人で考えると迷うものです。リアルおうち英語では、英語が苦手な親御さんが家で英語環境をつくれるようになる3ヶ月のサポートをしています。マインドの整え方から、具体的な習慣化のしかたまで、一緒に設計します。
沖縄・うるま市石川で、未就学児の親御さんを応援しています。まずはお話だけでも、お気軽にどうぞ。
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